転職体験記(1回目)

投稿者: | 2020年2月29日

個人の体験になりますが、私は3回転職をしました。今回はその1回目の体験記を書きたいと思います。3回のうちいずれも『リクルートエージェント』のお世話になりましたが、ここでは、①なぜ転職を思い立ったのか、②リクルートのサービスをどのように用いたか、③転職をしてどのようになったかの3点を中心に、体験記として残しておきます。

新卒で就職した時、思っていたことは何だろう

そもそも就職した理由は何だっかを考えてみます。こうやって文章にするとちょっと恥ずかしいですね。でも、新卒採用を受けたときには、こういうことを面接官に言ったのではないでしょうか。あるいは小論文やエントリーシートには書いたのではないでしょうか。今一度振り返ってみます。

私の場合は、情報システムを通じて、人の業務を便利にしたり、楽にしたりということが好きであったし、やっていきたかったからです。これは私が中学生の時の体験が奥底にあります。私が中学生の頃というのはwindowsでいえばMEくらいの頃で、XPが出る前後くらいです。そんな時代ですから、中学校の教諭というのも30代の少し「オタク」な教師であれば使えたくらいで、40代、50代になるとあまり使える人は少なかった頃で、せいぜい使えてワープロですね。学校で使う保護者への連絡や宿題のプリント類は、「ワープロ」で文字をうち、コピー機に「切り抜いた絵」と一緒にかけて作られていました。いらすと屋もなければ、ワードアートですらありません。

そんな時代にあって、たまたま親に買ってもらったPCで遊び倒していた中坊の私は、Excelで計算シートを組んでは教師たちに見せていたのでした。

体力テストというものがあります。反復横跳びや握力などを測るテストで、何種類もの項目があり、それぞれに得点が設定されています。得点の基準は男女で違いますし、3クラスもあったら120人以上の得点を出紙とにらめっこして、 手計算と電卓でやるなんて信じられるでしょうか。あの時代の50代のおじさん体育教師は本当にそうやっていたのです。そこで当時の私はもう中坊ですから、喜んでスコアの計算シート作成を作ったのでした。

Excel一つとっても、手計算より圧倒的に「オシゴト」が正確に、早くなります。次第に高校生になり、クラスの中にVisualBasicでアプリを作れる同級生がいることがわかると、プログラムに興味を持つようになります。そして、企業で使う業務システムを作る職業にあこがれを持つようになっていき、情報処理を学べる大学へ進みました。

目の前で動くものが徐々に出来上がっていくことや、「これはいいね」と使う人が喜んでくれること、この2つが私の職業観の根っこにあることです。

恥ずかしげもなく昔話を書いてしまいましたが、ここに書いたことは今でも変わっておらず、転職後もやっていきたいと思っていたことで、「変えない条件」です。

なぜ転職を思い立ったのか

一回目の時は担当フェーズについて不満があったからです。当時のプロジェクトは、参画時点で一応不具合だらけではあったもののリリースが完了した基幹寄りのシステム(一応予算から売上、入金などの管理まで機能があった)で、二次開発と不具合の修正を行っていくという段階でした。如何せん不具合が多かったので、一年半ほどプロジェクトにいた間の半分以上は前任者のバグフィックスです。二次開発も使い勝手の改善や項目追加などの細々したものがほとんどです。当時の私でもそのくらいの実装やテスト程度は普通に捌けましたから、もはや飽きてしまっていました。

そんな時、面白そうな対応が降ってきました。二拠点化対応と呼ばれていて、これまで東京拠点でしか使われていなかったシステムが、大阪拠点でも使えるようにするというものです。マスタから種々の機能まであれこれ手を入れることになるでしょうし、テストも年度の始めに予算を作り、売上を計上して請求し、入金を管理し、年度を終えるまでを考えると大仕事です。

ところが、数日リーダが残業しているなと思ったら、すべての機能に対してどのような項目を追加して、どのように動くかをリストアップしてしまっていたのです。サイズ的にはもはや「Redmine」のチケットレベルにまで細分化されていました。これでは今まで変わりません。

この頃は詳細設計、実装、単体テスト、結合テストの「実施」のみの経験しかしていない経験三年目に入っています。面白そうな案件がやってきても客先のリーダーがおいしいところを持って行ってしまい、若手であった私や後輩には、下流工程の作業ばかり。焦燥感や飽きもピークに達し、転職を決意にする至ったのでした。

リクルートのサービスをどのように用いたか

受けたサービスはリクナビNEXTです。Webから申し込みをすれば、折り返しの電話がかかってきて、(東京圏なら)「 グラントウキョウサウスタワー 」に行くことになります。

https://www.r-agent.com/map/honsha.html

エージェントが1人つき、おおよそ1時間程度の面談をしました。転職理由と、どのような求人を見ていくかを打ち合わせします。私の場合は上記の転職理由を、エージェントにはそのまま伝えました。対して転職先として検討する条件は、「上流フェーズ」から参画できるSI、業務システムを扱っている企業です。

つまり、 詳細設計、実装、単体テスト、結合テストの「実施」のみだった点を、「要件定義」~「システム/総合テスト」までを一通り実践できるように。そして、「業務システムの領域で、人の仕事を便利にする仕事を」という点はそのまま継続するということで転職活動をしました。

転職活動の準備

対面でエージェントと面談を行うのは基本1回です。その後はメールや電話ベースでのやり取りになりました。面談終了後は、「職務経歴書」と「履歴書」の作成が宿題です。履歴書はリクルートのWebシステムに入力すればよいのでフォーマット通り入力します。職務経歴書はリクルートからWordでサンプルがもらえますので、自身の経験に沿って書いていきます。第二新卒であったそのころの職務経歴書があればよいのですが、今はもう手元にありません。下記は2回目の転職の時のものです。サンプルの中の人の経歴は「キラキラ」していますが、リアルだとこんな感じになっちゃいますよね。

気にしだしたらキリがありませんからある程度書いたら応募先に出してしまいました。書類の通過率などを見ながら直すところを直してもいいと思います。リクルートでは一応エージェントに添削もしてもらえるので、よっぽどおかしなところは指摘してもらえます。

応募の方法と一番助かるサービス

リクルートのシステムを使って応募します。最初の面談の時に通知したメールアドレスに、アカウント情報が送られてくるので、そのアカウントでアクセスできます。

https://pdt.r-agent.com/pdt/app/pdt_login_view

履歴書の入力もこのシステムですし、職務経歴書もこのシステムにアップロードします。ボタン一つで応募先に提出されるようです。

自分で「これは」と思った企業にも応募できますが、エージェント経由がよさそうな企業をピックアップしてくれもするの、そちらを中心にみてもいいかもしれません。

書類が通ると面接の日程調整依頼がエージェントから来ます。おおよその企業は10時~19時くらいまでの指定なので現職で仕事をしながら転職活動となると、とても厳しいものでした。19時半スタートや20時スタートできないかという調整もエージェント経由でお願いできます。

エージェントを使う一番のメリットはなんといってもこの日程調整です。応募先人事の都合もあり折り合わないのでさらに先の日程で調整…ということもありますから、それを数社相手してもらえるのはとても助かりますね。

転職をしてどのようになったか

1回目の転職については「大成功」です。先に記載した職務経歴書は、2社目→1社目の順に書いてあります。1社目の最後は設備管理システムの詳細設計以降からの担当になっていますが、2社目の最初は要件定義(←といっても業務要件定義ではなく、システム化要件定義ですが…。)からになっています。普段の業務をどのように回していて、どのような課題があって…というところから、それならこういった画面、機能が必要ですよね?と落とし込み、自分で作り、テストして…まさに当初こうやっていきたいと思った通りのところに入れました。

運用がこうだから、こういう機能なのだというところが、自分の中ですべてつながっている感覚がとても気持ちがよいです。

そうやって客先とやり取りをするようになると、別の開発者に指示や依頼を出す側にもなっていきました。今回このような振り返りをしてつくづく思うのは、広い意味での開発に必要だからそういうこともやりはしますが、人に指示だしをするポジションが好きなわけではないなということを改めて認識しました。