VPSでRailsの開発サーバを作る

投稿者: | 2020年8月2日

rails tutorialの中では[1.2.1 開発環境]にてCloud9での開発をオススメしています。tutorialに沿って進め、一通りの学習にはそれでも良いですが、自分でサービスを1本作ってみようと考えた際、Cloud9開発することはあきらめ、別途VPSでサーバを借りて、開発用サーバとして使うようにしてみました。

VPSでサーバを作ろうと思った理由

私は途中でCloud9での開発はあきらめてしまいました。理由はおおよそ3点です。

  1. vscodeからCloud9に連携させると重い
  2. 第三者に作成中のものを見せるにはちょっと難あり
  3. サービスとして公開するなら結局サーバをたてる

vscodeからCloud9に連携させると重い

1つ目のvscloud <-> Cloud9連携ですが、少なくとも私がやってみた感触だと「重く」てまともにコーディングする気にはなれませんでした。キーボードで入力した内容がちょっと遅れて打ち込まれるような感触です。

もちろん、根本的な原因がどこにあるか?までは追及しませんでしたから、個人個人の環境によるものなのかもしれませんが、こりゃ無理だという結論には至りました。

第三者に作成中のものを見せるにはちょっと難あり

2つ目は、Cloud9では作成中のものを人様に見せるにはちょっと難ありだなぁという点です。

もちろんデフォルトの設定ではすぐにスリープしてしまうこともありますが、仮に設定で無制限にしたとしても、あのURLは誰かに伝えるには難があります。スマホからsshでつないでrails sでサーバを起動し、ちょっと見てもらう。なんてことも、IPアドレス1つであれば見てもらえます。

サービスとして公開するなら結局サーバをたてる

3つ目は、最終的にサービスとして公開する時を考えました。herokuも考えましたが、結構割高です。あっという間に25ドルラインですから、それならば本番環境はVPSとしてサーバだけを借りたほうが格安になりそうでした。

本番でVPSを使う想定であるならば、開発環境も同じようにVPSで整えたほうが、環境構築の練習にもなります。

VPSはどこのサービスを利用しよう

だいたい下記の3つくらいを見ていました。他にも色々あるようですが、結局のところ「大体おんなじようなもの」でした。

どこに決めたのか。決め手は?

Conohaにしました。画面の右上に「Conoha」のスライダーがあって、ONにすると「このは」ちゃんが全面に出てくるので背後を確認してからONにしないと。

速さを謳っている

このブログはお名前.comのVPSで作っています。今でこそ、そこそこの速さでレンダリングされていますが、作成して間もなくの頃はトップページが表示されるまで10秒かかるほどに遅かったので、「速さ」を謳っているVPSであることがポイントが高かったです。

開発サーバは「一番安いプラン」ですが、ストレスなく開発できています。

ガイドに力が入っている

ガイドのトップは下記のURLです。このURLの中に「Conoha教室」というものがあります。

https://support.conoha.jp/vps/?btn_id=top_vps

ConoHa教室

これが結構よくできています。こういうところを充実させているところが好印象でした。Ruby On Railsでの開発サーバを作るなら、下記のように置き換えていけばいいですね。

  • Apache→そのままApache。あるいはNginx
  • MariaDB→そのままMariaDB。あるいはPostgresql
  • PHP→ここはrbenv
  • phpMyAdmin→省略
  • SSL証明書をインストール→そのままやる。
  • WordPressをインストールしよう→Gitからclone&アセットコンパイル、db:migrate等々

作った開発環境

プラン:メモリ 512MB、CPU:1Core、SSD:20GB

VPSのIPアドレスにsshで接続

http://vpsのIPアドレス/にアクセス

ソースを書いていてもそれほど違和感がありません。vscode上のコーディングも、ローカルにあるのと同じようにキータイプして、保存できます。

画面を動かしてみても、軽い画面であれば1秒くらいで描画ができているのでイライラすることもありませんでした。

ちなみに、rails testでテストを回している間に画面アクセスをすると、さすがに重いです。CPUが1Coreですからそこがボトルネックなのかも知れませんが、1人開発なら十分でしょう。